こんにちは、NetVision技術部の天野です。🪸

今回は、2026年7月にアップデートした SVL-03-UVC および SVL-03-GEN フルパッケージに含まれる、デバイスドライバとその周辺の更新内容についてご紹介します。

HPで公開しているフルパッケージに同梱されている FW / FPGA および各種アプリケーションを使用することで、弊社の MIPI モニターボードやジェネレータボードの操作・設定が可能です。

本記事では、アップデート項目のうち、デバイスドライバの更新と、それに関連する変更について説明します。

本記事の対象となるフルパッケージは、以下からダウンロードできます。

アップデート手順については、フルパッケージ内のデバイスドライバーインストールマニュアル_1.0.pdfをご確認ください。

デバイスドライバとは

デバイスドライバとは、PC とマウスやプリンターなどの周辺機器を接続するためのソフトウェアです。
弊社では、Windows OS 向けの独自ドライバを介して、SVLCtl や NVFilePlayer などのアプリケーションから、接続されている SV ボードを操作しています。

デバイスドライバに関わる FW / アプリケーションの更新

  • Windows 10 / 11(x64) が対象です。
    • Windows 10 については、バージョン 21H2(OS ビルド 19044) 以上が対象です。
    • バージョンの詳細は、Microsoft 公式のリリース情報、または Windows の「スタートメニュー → システム → バージョン情報」からご確認ください。
  • デバイスドライバを更新しました。
    • 旧ドライバと比較して、一部の PCI Express USB 3.2 拡張カードとの接続性が改善されています。
    • 対象ボードは SVL-03-UVC 以降の SVL シリーズです。

以下は、アップデート後のソフトウェア構成図です。

本記事の対象となる SVL-03 シリーズの FW バージョンは以下のとおりです。記載バージョン以上を使用することで、本記事で説明する機能を利用できます。

モードバージョン
UVC043
DPTX020
USB030
DPRX040
  • メジャーモード(UVC、GEN、VND)ごとに PID を設定しました。
    • 既存の SVM-06 ボードなどでは、UVC モードと HDMI モードで異なる PID が割り当てられていましたが、SVL シリーズ以降はメジャーモード単位で統一します。
  • Serial Number String Descriptor を追加しました。
  • ライブラリを 「SVI05API」 から 「SVCTL_API」 へ変更しました。
  • 変更に伴い、「SVCTL_API」 からは SVM-06 およびアップデート以前の SVL-03-UVC / SVL-03-GEN ボードを制御できません。
  • 制御アプリケーションを 「SVMCtl」「SVMUpdater」 から 「SVLCtl」「SVLUpdater」 へ変更しました。
  • 変更に伴い、「SVLCtl」「SVLUpdater」 からは SVM-06 およびアップデート以前の SVL-03-UVC / SVL-03-GEN ボードを制御できません。

以下の対応関係は、制御ライブラリ(SVI05API / SVCTL_API)および制御アプリケーション(SVMCtl / SVMUpdater / SVLCtl / SVLUpdater)で共通です。

対象SVI05API / SVMCtl 等SVCTL_API / SVLCtl 等
SVM-06, SVO-06, SVP-01-UVC, SVP-01-GEN, SVO-03-MIPI, SVI-09×
2026年7月 Release パッケージ以前の SVL-03-UVC / SVL-03-GEN×
2026年7月 Release パッケージ以降の SVL-03-UVC / SVL-03-GEN
以降に販売されるSVLシリーズ
×

最後に

本記事では、新たにアップデートされたSVLシリーズ向けデバイスドライバについて説明しました。
ご不明点やご相談があれば、気軽にお問い合わせください。

NetVision では、ハードウェア・ソフトウェアのエンジニアを募集しています。
ご興味のある方は、ぜひご応募ください。

ご質問などは お問い合わせフォーム よりお気軽にご連絡ください。