ECU開発の為のSVシリーズ使用方法
弊社SVシリーズボードは、お陰様で自動運転機器開発の各ステージでご利用いただいております。
映像環境の変化にともなって様々な機能追加をしており、特に ECU 開発の分野においては、実機カメラや車両を必要としない初期開発から、高精度かつ再現性の高い検証までご対応が可能です。
本ページではSVシリーズボードの活用方法について、以下の通りステージ別にまとめてあります。参考にしていただけますと幸いです。
- 映像収集
- ソフト&ハード・シミュレーション
- ECU製造テスト
1. 映像収集 ~実走行の映像、CG映像の生成と収集~

- 実機カメラ映像の取り込み
実際の車載カメラとECU間の接続(スルー出力)を分岐することで、RAWデータを劣化させることなくPCに保存できます。
- 同期録画
映像データに加え、制御信号(I2Cなど)や車両ネットワークデータ(CAN/LAN)も同期されたタイムスタンプと共に録画されます。これにより、「ブレーキが作動した瞬間のカメラ映像」のような、正確なデータの紐付けが可能になります。
- CG映像の変換
シミュレーター上で生成されたCG映像を、実機カメラと同じデータ形式(MIPIなど)に変換し、テストデータとして保存します。
2. ソフト&ハード・シミュレーション
~SVO-06で実カメラをエミュレーション / SVM-06で画像とデータを収集~

この構成では、実機カメラを用意することなくPCからECUに映像データを入力し、アルゴリズムやハードウェアの性能を検証できます。
- 実機カメラのエミュレーション
弊社のジェネレータボードを使用して、録画した映像をMIPIなどのカメラ信号としてECUに入力します。
- HILS(Hardware-in-the-Loop Simulation)
実機 ECU をリアルタイムのシミュレーション環境に組み込み、クローズドループ検証を実現します。
- デバッグ効率の向上
実車での走行試験を行うことなく、特定の事故シナリオや悪天候などの条件を繰り返し再現することが可能です。
3. ECU 製造テスト
量産工程において、開発した ECU が正しく動作することを確認します。
これは、ECU が設計どおりに機能することを最終的に確認する品質保証のステージです。

- 出荷検査への適用
生産ラインにおいて、ECUが入力信号を正しく認識し、期待通りの処理を行っているかをシステムが迅速に検証します。
- 自動検査システム
SVシリーズボードを生産設備に組み込むことで、映像入力から合否判定までの工程を自動化し、人的ミスの防止とタクトタイムの短縮を実現します。
使用機材
・MIPIモニターボード SVM-06:@198,000 円
・MIPIジェネレータ SVO-06:@198,000 円
・パラレルジェネレータSVP-01-GEN:@198,000 円
・SeDesボード( GMSL等):@92,000 円 / 受注生産
SV シリーズ製品構成例
・映像収集:GMSLカメラ4CH同期入力の場合
MIPI モニターボードSVM-06 :@198,000 円 x4 小計 792,000 円
GMSL Deserializer ボード GMI-96716A-F:@ 69,000 円 x10 小計 690,000 円
SVM-06 同期費用:900,000 円( 4CHの場合)
合計金額 2,382,000 円(消費税別)
・映像再生:GMSLカメラエミュレーション4CH同期出力の場合
MIPI ジェネレータSVO-06 :@198,000 円 x4 小計 792,000 円
GMSL Serializer ボード GMO-96717-F:@69,000 円 x10 小計 690,000 円
SVO-06 同期費用:1,200,000 円( 4CHの場合)
合計金額 2,682,000 円(消費税別)
※上記価格には各ボード間の接続基板、ケーブル類は含まれておりません。
※上記は2026年4月現在の参考価格です。ご検討の際は弊社までお問い合わせください。
