ネットビジョン・技術部です
株式会社ネットビジョン の技術ブログです。
最新技術や新製品のご紹介から雑談まで、楽しくやれたらいいなと思っています。
更新頻度はやや遅めですが、楽しみに待って頂けたらと思います。

【2023/12/25】A-PHYボードのご紹介


こんにちは、NetVision技術部の天野です。🐧
今回は、国際画像機器展2023にて弊社ブースで展示した「MIPI A-PHY カメラ映像表示デモ」とその際使用した「A-PHY Deserializer Board」について紹介します。

「MIPI A-PHY (Automotive PHY)」とは、ADAS、ADS、IVIなどの車載アプリケーション向けの長距離SerDes物理層インターフェースです。この規格は、数〜数十Gbpsの高速伝送が可能であり、ノイズの影響を受けにくい特性を持ちます。
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【2023/07/27】GW5ボードのご紹介


こんにちは、NetVision技術部の天野です。🐳
今回は、GEO semiconductor社(現在はindie semiconductorとなっています)が開発したGW5410 ISPを搭載したGW5ボードの魅力的な機能について紹介します。

GW5ボード:製品詳細ページ

GW5 ボードは、GEO社製 Camera Video Processor (ISP) GW5シリーズを搭載したボードです。» 続きを見る



【2023/05/31】NVCapの使い方 - 映像表示編 -


技術部アシスタントの倉島です(^^
本日は「NVCap」での映像表示についてご紹介します。

★ NVCapとは…

  • Windowsで動作するUVC プレビュー/キャプチャソフト
  • 弊社のSVMボード/SVPボードに接続しているカメラの映像を表示できます。
※ PC --(USB3.0)-- 弊社ボード --- カメラ のように接続されている時に使用します。

今回は映像表示編です。 » 続きを見る



【2023/01/30】出荷検査アプリ


今回は日頃行っているボードの出荷検査について、少しご紹介いたします。

現在弊社ではひと月に100枚以上のボードの検査をしています。
検査担当者によって検査品質にばらつきがあってはいけない、検査品質を維持しつつ工数を削減したいという目的により昨年より”SV Tester”という検査用治具とアプリを使用しています。

SV Testerでできる主な事は、基板上の電圧チェック、FW/FPGAソフトの書き込み、I2C通信のチェック、UVC/DPの映像出力チェックです。 » 続きを見る



【2022/12/23】国際画像機器展2022へ出展しました


2022年12月7日(水) 〜 9日(水)までパシフィコ横浜で開催された「国際画像機器展2022」へ出展しました。
弊社ブースにお立ち寄り頂いた皆さま、誠にありがとうございました。

今年は3点の展示デモを行いました。

①GMSLのカメラ映像をHDMIモニタとNINJA2(HDMIレコーダー)に表示させるデモ
ボードの構成はパラレルモニターボードSVP-01-UとDeserializer Board GMI-96706-Fです。 » 続きを見る



【2022/11/30】SVP-01-G ボードと GMO-96705ボードのご紹介


都内の木々も徐々に色付き始めてきましたが、皆さま紅葉は見に行かれましたでしょうか? 私は地元の横浜で今年もいちょうを見てきました(^^)

前回のブログでは、SVP-01-UボードとGMI-96706-FHボードを接続してGMI-96706-FHボードにカメラを繋ぎ、撮影した画像をPCから確認しました。

今回はSVO-03の後継機種として近日中に発売予定のSVP-01-Gボードをカメラの代わりに使用して、PCから映像を確認してみたいと思います。
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【2022/10/31】SerDesボード GMI-96706ボードのご紹介


少し肌寒くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしですか?
弊社では9月よりモニターボードSVM-03の後継機種SVP-01-Uがリリースになり、12月の国際画像機器展の準備も始まり、年末に向けさらに忙しくなってきました。

さて今回はネットビジョンで一番人気のあるSerDesボード“GMI-96706ボード”を実際に動かしてみたいと思います。
使用されたことがない方は参考にしていただけますと幸いです。

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【2022/08/10】NVCapプラグインDLLのご紹介


8月に入り夏本番ですね!神田も毎日とろけるような暑さです..
さて、今回はNVCapプラグインDLLのご紹介をします。

NVCapは専用プラグインモジュールを組み込むことにより、機能を増やすことができます。 NVCapプラグインDLLとは、NVCap にカメラやデシリアライザ専用の操作画面を追加することができる機能です。

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【2022/07/19】NVCapプラグインフィルタのご紹介


今回はNVCapプラグインフィルタのご紹介をします。

NVCapとは、弊社の映像取り込みボードSVMシリーズのボードを使用した環境で動作するWindows上のプログラムで、映像のプレビューやAVI形式への録画、ターゲットセンサやSVMボードの制御などが可能なキャプチャソフトウェアです。
NVCapプラグインフィルタは、このNVCapのプラグイン機能です。
NVCapプラグインフィルタを使用することで、様々な画像解析が可能になります。


使用するためには・・ » 続きを見る


【2022/06/20】人とくるまのテクノロジー展の出展とPCレス MIPI映像信号ジェネレータについてのご紹介



「人とくるまのテクノロジー展」では多くのお客様にご来場いただきありがとうございました。
私は26日に展示会に行きましたが、コロナも落ち着いてきたので、来場者が多く全体的に活気がありました。

さて今回は展示会の出展の中の「PCレス MIPI映像信号ジェネレータについて」実際に動かしてみましたので、動作方法をレポートします。

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【2022/05/24】人とくるまのテクノロジー展2022に出展します


今週開催の「人とくるまのテクノロジー展」に弊社も出展します。
3年ぶりに会場での開催となります。是非弊社ブースにお立寄り頂けますと幸いです。


【名 称】 人とくるまのテクノロジー展2022 https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/
【会 期】 2022年5月25日(水)~27日(金) 10:00~18:00 (最終日 17:00)
【会 場】 パシフィコ横浜展示ホール ブース No. 291

それでは、今回の展示会での展示内容をご紹介致します。 » 続きを見る


【2019/12/09】セミナーを開催します


今週となりましたが、12月12日(木)14:00~17:00にて、弊社5階会議室にて弊社製品の使い方セミナーを開催します。

お陰様で満員御礼となってしまいましたが、今後も定期的に開催したいと考えておりますので、次回開催しましたら、弊社ホームページでお知らせいたします。

【2019/12/09】国際画像機器展 終わりました


国際画像機器展、弊社に多くご来場いただきありがとうございました。
次の展示会参加は来年5月の人と車のテクノロジー展となります。
それまでに、もっとお客様に沿ったソリューションをご披露できるよう日々邁進してまいります。

【2019/12/06】国際画像機器展 最終日始まりました





【2019/12/05】国際画像機器展・弊社ブースの見どころ


今回の展示では、CANデータエミュレーションとLinuxソリューションが見どころです。

CANデータエミュレーションは、今回新規開発したCANボード(NV045-A)をSVM-06またはSVO-03-MIPIの上に接続し、さらに上にSerDesボードを接続して使用します。SVMの場合は映像とCANデータを同時に取得、記録し、SVOの場合は映像とCANデータを送信します。展示では写真のように、SVOとSVMを直結してお見せすることができます。

Linuxソリューションは、NVIDIA社のJetson nanoにSVO-03-MIPIから映像データを送信して、LinuxのGStreamerで表示するデモを行っています。
MIPI CSI-2のカメラが無くともSVO-03-MIPIがカメラ替わりとなって映像を送信することができます。


【2019/12/04】国際画像機器展2019が始まりました


本日12月4日(水)より12月6日(金)までの3日間、パシフィコ横浜において国際画像機器展が始まりました。弊社も毎年出展しており、朝からたくさんの方が来場されています。ぜひブースNo.D-20にお越しください。
今回、A4サイズの展示パネルを各展示に置いていますが、そのデータをPDFで以下に置きましたので、ご興味ある方はダウンロードの上、ご覧くださいませ。(展示5,7はございません)

展示1SVM-06ボード
展示2LAN-IFボード
展示3SerDesボード
展示4CANデータエミュレーション
展示6Jetson nano


【2018/11/01】ブログを引っ越しました


こんにちは、ネットビジョン・技術部です。
弊社のWEBサーバーをさくらインターネットからOCNへ引っ越ししたのに伴い技術部ブログもOCNに引っ越してきました。
今までの記事は全て引っ越し済みです。

今後も定期的に投稿できるよう部内頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。


【2017/12/20】グランツーリスモ6/PS3リプレイデータで実走行エミュレーション(2)


前回からの続きです。

③CG映像と走行データの作成
2台のPC間で転送するデータはPS3のグランツーリスモのリプレイデータを使用しました。
映像データと走行データは別々の方法でPS3からPCに取り出しています。
映像データはSVO-03U&Pを使用し、走行データはPS3の標準機能とフリーソフトを使用しました。
転送するデータの形式は映像がavi、走行データがcsvになりますので変換方法も説明します。
データの取り出しに使用したデバイス・アプリ構成等は下図の通りです。
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【2017/12/15】グランツーリスモ6/PS3リプレイデータで実走行エミュレーション(1)


国際画像機器展2017で展示したデモのレポートを2回に分けて掲載します。英語版レポートは以下よりご覧ください。
»English version

展示会では、CG走行映像と走行データ(CAN信号)を、同期転送するデモを展示しました。
今回のデモの趣旨は、高価なCGツールを使用しないで、グランツーリスモ6/PS3を使用して簡易的な走行シミュレーションを実行することです。
Vector社CANapeと弊社SVO-03とSVM-03は、既にご使用になっているお客様は多いと思います。
この環境があれば、安価な走行テスト環境が構築できます。
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【2016/09/28】セミナー開催!!


久しぶりの投稿となってすみません。
10月27日(木)~10月28日(金)と幕張の高度ポリテクセンター様にて弊社SVI-06を使用したUSB3.0セミナーを開催します。
詳細は下記リンクをご覧ください。ご興味ある方はご検討ください
»http://www.apc.jeed.or.jp/seminar/course/16semiE067.html
※現在はご覧いただけません


【2016/07/01】ホームページデザイン変更といろいろバージョンアップ


弊社ホームページがリニューアルされました。 »https://www.net-vision.co.jp/   今風になりましたね!

SVI-06、SVO-03、SVM-03のアップデートも最新をアップしました。
»https://www.net-vision.co.jp/support/update.html
ボードのファームウェア、FPGAをアップデートしないといけないものもあります。
VersionUp.txt、History.txtをご覧になってお願いします。

少しでも不明点あれば、お問い合わせください。»問い合わせ
では、今後とも宜しくお願いいたします。


【2016/05/15】最新事例


いくつかの新製品と開発中の情報が以下のページに記載されています。
»最新事例
新ボードとしては、SVM-03-2CHとSVI-09です。

SVM-03-2CH(時にはSVM-03Wとも呼ばれます)は、パラレルポートから受信した画像を2つのUSB3.0ポートから同じものをホストへ出力します。簡単に言うとUSB分配ですね。片方で現画像を表示し、片方で画処理したものを表示したりといろいろ使えそうです。
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【2016/03/30】USBカメラ画像表示アプリを公開しました


弊社製品のモニターボードSVM-03に付属するキャプチャーアプリケーションNVCap.exeを一部機能を削除し、Vectorのサイトにフリーウェアとして公開しました。
製品版はNVCap.exeという名前ですが、フリー版はNVCap_R.exeという名前になっています。
フリー版ではExtentionUnit機能、プラグイン機能を削除しておりますが他は同機能で、最大4台までの画像取り込み、表示、保存ができます。

弊社SVM-03だけではなく、市販のUVCプロトコル接続のUSBカメラであればご使用になれます。ご興味あるようでしたら、ご使用いただければ幸いです。
»https://www.vector.co.jp/soft/winnt/hardware/se512873.html


【2016/03/15】ホームページ更新


弊社ホームページにて、SVM-03とSVO-03のページを更新しました。

SVM-03ボードは、カメラモジュールやイメージセンサーの出力をHDMIモニターまたはUVC/PCへ出力するボードです。

SVO-03ボードは、カメラエミュレーションボードで、SVI-06ボードまたはSVI-07ボードにてPCへ保存した画像データをカメラエミュレーションして出力するボードです。


【2016/02/26】「CQ出版エレクトロニクス・セミナー」終わりました!


先日、当ブログでお伝えした「CQ出版エレクトロニクス・セミナー」は無事に終了しました。定員8名と満席になり、活発なQAも随時にあり充実したセミナーだったと思います。
満席となったため、ご参加できない方もいらしたようですが、次回開催も近々行われるようですので、少しお待ちください。

弊社のセミナーはCypress社のFX3を使用したUVCカメラの製作を題材にしているため、どちらかというとデバイスよりの話です。
デバイスドライバー製作など、ホスト側の話を質問される方もいらして今後のセミナー開催に向けて参考とさせていただきます。
ともあれ、無事に終わって良かったです。
次回CQ出版様のセミナー、高度ポリテクセンター様のセミナーなど今後も開催していきますのでよろしくお願い申し上げます。


【2016/02/10】CQ出版エレクトロニクス・セミナー開催!


CQ出版エレクトロニクス・セミナーのご案内
2月26日に弊社の工藤と山田が講師としてUSB画像転送に関するセミナーを開催します。
まだお席に余裕がございます。ご興味のある方はこちらのサイトからお申込みください。
»https://seminar.cqpub.co.jp/ccm/ES15-0147
実習・USB3.0高速シリアル・インターフェース画像伝送――EZ-USB/FX3コントローラを使用したUSB3.0カメラの製作

【開催日】2016年2月26日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES15-0147
【受講料】21,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム


【2015/05/15】SVM-03にてステレオ・サイド・バイ・サイド表示ができました


以前にご紹介したOV5642における2chカメラ表示システムではソフトウェアを用いてSide-by-Sideで表示させていました。

今回はFPGA内で前回作成したモジュールの出力の16bit画像の処理を行うことにより、SVM-03を用いて、Side-by-SideにHDMI出力させるようにしました。これを3Dテレビに出力させれば3Dに見えるようになるとか。

今回は720pの画像を2画面映すことを目標にしています。しかしここで問題が。
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【2015/04/22】露光時間測定装置できました


4月よりソフトウェア担当の新人が1名入社しまして、その新人Y君が作成した、露光時間測定装置をご紹介します。
露光時間測定装置とは、センサーの露光時間を測定することとフレーム抜けなくキャプチャできることの検証用として社内の評価用で作成しました。

【概要】 32×16 の単色 LED マトリックスを使い、ビデオカメラの露光時間や実フレームレートが確認できる装置です。LED は一定間隔ごとに点灯されるので、これをUSB カメラ等でキャプチャした上で、キャプチャされたフレームの LED の点灯個数をカウントすることで、このときの露光時間等を計算することができます。

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【2015/03/15】2ch表示システムできました


弊社には昨年10月よりハードウェア担当の新人が1名入社しておりまして、 その新人N君が初めて設計した2ch変換基板を使用した2ch表示システムをご紹介します。

構成は左の写真のとおりです。
カメラモジュールは日昇テクノロジー社から販売されていますOV5642カメラボードです。SVI-06ボードとカメラモジュールの間に新人N君が設計した2chカメラ接続用変換基板を使用します。
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【2015/01/08】1080P-60fps表示のためのホストPCノウハウ


あけましておめでとうございます、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
前回の記事で1080P、60fps、RAW10bitの画像をRAW現像IPを通して、フルレート表示することに成功しましたという内容を投稿させていただきました。今回は、フルレート表示するためのノウハウを記事にさせていただきます。

構成は前回と同様で左図のとおりです。1080P、60fps、RAW10bit、FullHD画像をMIPI出力するイメージセンサーを弊社SVI-MIPIボードと接続し、SVI-MIPIボード内FPGAでMIPIシリアルから32bit幅パラレルに変換し、SVI-06ボードに入力させて、SVI-06ボード内FPGAのFPGAプラグイン機能でRAW現像を行い、FX3でホストPCへ転送し表示します。
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【2014/08/29】RAW現像IPで1080P-60fps表示


久し振りの投稿となりました、遊んでいたわけではありません。。。
最近開発ものが多くて手をつけられませんでした。やっぱり景気良くなっているのかな。

ということで、過去の記事でSVI-06の高速版を使用して380MBpsを達成したとかありましたが、その環境に最近開発したRAW現像IPを入れて実験してみました。
結果は記事タイトルのとおり1080P、60fps、RAW10bit、FullHD画像をフレート表示することに成功いたしました~~。

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【2014/05/30】FPGAプラグイン機能を実際につかってみた~シンセシス編~


この開発部ブログにてSVI-06の機能のひとつとして「FPGA動的再配置ってどんなもの?~FPGAにもプラグイン機能を~」を紹介しました。SVI-06のFPGAにプラグインのようにお客様の開発した機能を実装することができるものでした。

そこで今回はこのプラグイン機能の実践編として、株式会社シンセシス様に実際に使用していただき、適応的輝度補正IPを実装していただきましたのでその時の感想などを中心に報告します。
簡単にFPGA版プラグイン機能とはどのようなものか説明します。
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【2014/05/07】組込みシステム開発技術展(ESEC)出展のおしらせ


第17回組み込みシステム開発技術展に出展いたします。
展示会の詳細は下記の通りです。

会期:2014/5/14(水)~16(金) 10:00~18:00(金曜日は17:00終了)
会場:東京ビックサイト
出展場所:西3-62(映像・画像処理ゾーン内)

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【2014/04/20】SVM-03をいろいろなモニターにつないでみた


5/14から東京ビックサイトで組込みシステム開発技術展が開催されます。弊社も西3-62で出展をいたします。
その展示品のひとつであるHDMIモニターボードSVM-03についていろいろなモニターにつないで画像が表示できるかどうか検証をしてみましたのでご紹介いたします。

HDMIモニターボードSVM-03はカメラモジュールからの映像をダイレクトにHDMI出力することができます。
そのためHDMI端子を持つモニターにSVM-03をつなげればすぐにカメラ映像を確認することができます。
また、HDMIだけでなくDVI変換ケーブルを使用すればDVIモニターでも表示することができます。
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【2014/04/10】SVI-06用イメージセンサ接続ケーブルを作る


SVI-06とオムニビジョン社製カメラOV7670を接続基板を作成して接続を行うOV7670とSVI-06をつなぐ中継基盤をつくろう」を掲載しました。
この記事では、カメラモジュールとSVI-06をつなぐ中継基盤を手はんだにより作成する内容でした。

今回は中継基盤を作成するのではなく、もう少しお手軽にフラットケーブルを使用してカメラモジュールとSVI-06をつなぐ方法をご紹介します。
※ご注意:全てのカメラモジュールと接続できる保証はありません。この内容をもとにケーブルを作成される場合にはカメラモジュール等の仕様も検討のうえご判断ください。
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【2014/03/31】車載カメラ開発にイメージセンサ信号発生ボードSVO-02を!!


最近では、自動車にカメラを複数台搭載してバックの際に自動車後部の画像を映し出したり、ステレオカメラを用いて車の前方の障害物を監視して安全に走行を支援する、システムなどが開発されてきています。EyeSightやエマージェンシーブレーキ等の名称で使用されています。
また、エアコンなどにもカメラを搭載し人のいるところだけに風を送るなどの仕組みにも利用されています。
カメラモジュール(イメージセンサ)といえば以前は携帯電話への搭載される以外の活用はほとんどありませんでしたが、最近ではいろいろなところで活用されて始めています。
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【2014/03/25】FPGA動的再配置ってどんなもの?~動的再配置の裏側~


前回は動的再配置を使っての機能追加の方法について、カメラからのデータ信号の反転という例をもとに説明をしました。
動的再配置を活用すれば、SVI-06基本機能部分を開発しなくて済み、ボードのデバッグも不要なので大幅な作業工数の削減が行えます。とても簡単にユーザロジックを組み込むことができる動的再配置を使わない手はないですね。

そこで今回は動的再配置の特徴などを説明します。
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【2014/03/20】FPGA動的再配置ってどんなもの? ~実際に作ってみよう~


前回はFPGAプラグイン的な機能である動的再配置の概念について説明をしました。今回は、実際どのようなことができるのか実例を挙げて説明していきます。

FPGAプラグイン的な機能ということからわかる通り、機能を追加するための場所や記述の方法があらかじめ決められています。
そこで今回は、イメージセンサからの入力を受けて、Video Capture Blockへ信号を渡す間の部分に、追加ロジックを記述したいと思います。
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【2014/03/18】FPGA動的再配置ってどんなもの?~FPGAにもプラグイン機能を~


イメージレコーダーSVI-06には、「FPGA動的再配置」という機能が搭載されています。実はすごい便利な仕組むなのですが、それを含めて今回から3回ほどこの機能について説明をしていければと思います。

この機能は誤解を恐れずに端的に言ってしまえば、“FPGA版プラグイン機能”といえます。
プラグインとしてわかりやすい例を挙げるとすれば、Webブラウザである、FirefoxやGoogle Chromeに搭載されています。

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【2014/03/15】SVIMonプラグイン機能の紹介


開発部ブログでは、過去にオムニビジョン社のOV7670を接続したりFX3の高速化についての記事を掲載したりと、弊社の主力製品であるSVI-06ボードを使用していろいろな検証をしてきました。これまでは主にハードウェアが中心の内容となっていました。

そこで今回は、SVI-06に標準で付属しています画像を表示するためのソフトウェアとそのソフトウェアの便利機能であるプラグイン機能について書いてみたいと思います。
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【2014/03/10】NEC主催の高位合成セミナー参加レポート


1ヶ月以上までになりますが、2014年2月5日(水)に行われた、NEC主催の高位合成セミナー『CyberWorkBench Forum 2014』に参加してきましたので、そのときの様子などをレポートいたします。
CyberWorkBench Forum 2014の各セッションのアジェンダは次の通りです。

1.CyberWorkBenchの適用領域拡大と今後の機能拡張の紹介(NEC)
2.CWB画像ライブラリのご紹介とその応用開発事例(荻原電機株式会社)
3.CyberWorkBenchを活用したはやぶさ2画像認識FPGA開発事例(NECエンジニアリング株式会社)
4.CyberWorkBenchによる大規模ASICへのフルチップ動作合成適用事例について(株式会社アドバンテスト)

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【2014/02/20】FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~I2C通信編~


初回の「FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~I2C設定編~」ではFX3でI2C通信をするための仕組みを組み込みました。
2回目の「FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~ADV7511設定編~」ではADV7511の設定を行いました。
前回までの記事でADV7511の初期設定は終了しましたが、今回はSVM-03とUSB接続されたPCから、ADV7511のレジスタ値を読み書きしてみたいと思います。
PC上で使用するアプリケーションはサイプレス社のFX3用SDKにあるcontrol centerを使用します。
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【2014/02/10】FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~ADV7511設定編~


前回の「FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~I2C設定編~」ではFX3でI2C通信をするための仕組みを組み込みましたので、今回はその仕組みを使用してADV7511の初期設定をしたいと思います。

まず初めに、前回I2C通信を組み込んだSDKのサンプルにadv7511_initとadv7511_Setup_16bitYuv422toYuv422_registersを追加していきます。
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【2014/01/25】FX3のI2Cを使ってADV7511の設定をしよう~I2C設定編~


新製品として、HDMI対応モニターボードSVM-03を発表しました。このSVM-03はカメラなどの入力画像をHDMIモニターに直接出力することができます。詳細はSVM-03のページをご確認ください。

SVM-03にはHDMIに出力するためにADV7511を使用しています。また、USB3.0接続用のFX3も搭載しています。そこで、今回はFX3のI2C機能を使用して、ADV7511の初期設定を行いたいと思います。
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【2014/01/10】コミックマーケット85にいってきました


今回は、2013/12/29~31まで東京ビックサイトで行われましたコミックマーケット85に組み込み系の薄い本を探しに行ってきましたのでその時の状況をレポートいたします。

Wikipediaによるとコミックマーケットとは「コミックマーケット(Comic Market、通称:コミケあるいはコミケット)とはコミックマーケット準備会が主催する世界最大規模の同人誌即売会。」であり、「2013年夏に行われた「コミックマーケット84」では東京ビッグサイトを3日間借り切った状態でサークル参加者数は約3万5000スペース、一般参加者数は59万人にも上った」といわれるほどの一大イベントとなっています。その経済効果は50億円とも、それ以上とも言われております。

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【2013/12/26】FX3プログラミング Hello Worldを出してみよう


プログラミングを習うときに必ず出される最初の例題は“Hello World”と出力させるというものです。いったいなぜ“Hello World”なのか?検索すると諸説あるようですが・・・。
そんなことはさておき、いままでの開発者ブログでは高速化などのどちらかというと、活用的な記事を掲載してきましたが、今回は初級編として“Hello World”を出力します。

さて、“Hello World”を出力するといっても相手はハードウェアです。Windows上で動作するアプリケーションのように画面上に文字列を単純に出力することはできません。しかし、FX3のAPIのなかにデバック用UARTに文字列を出力する「CyU3PDebugPrint」関数があります。
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【2013/12/15】SVI-06用アップデートデータ(20130912版)公開のお知らせ


SVI-06をご利用いただきありがとうございます。
SVI-06ソフトウェア等の最新版のアップデータを公開しましたのでお知らせいたします。
(現在お使いのバージョンで不具合等問題が無い場合は、現在使用中のものをのご使用を継続いただいても問題ございません。)
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【2013/12/01】国際画像機器展2013に出展のお知らせ


2013年12月4日(水)~6日(金)までパフィコ横浜で行われます国際画像機器展2013にネットビジョンが出展いたします。
先々週のET2013にも出展しましたが、さらに展示内容がパワーアップの予定です。
出展ブースは9番で、インフィニテグラ株式会社、 立野電脳株式会社と向かい合わせでの出展となっています。
今回の展示では、大きく3つのデモを展示いたします。

1.SVI-06の優れた特徴である「各社のイメージセンサーに簡単につなげることができるデモ
2.ステレオカメラを用いた距離計測のデモ
3.SVI-08の参考展示
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【2013/11/28】OV7670とSVI-06をつなぐ中継基盤をつくろう~後編~


OV7670とSVI-06をつなぐ中継基盤をつくろう~前編~の続きです。

オムニビジョン(OmniVision)製OV7670とSVI-06を接続する中継基盤を作っていました。
しかし、前回左右逆に配置をしてしまいましたので、再度配置表から作り直します。
まずは、Excel上に配線図を作っていきます。作ったものが左図になります。

この配線図上に配線をしていきます。配線まで行ったものがこちらです。
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【2013/11/23】OV7670とSVI-06をつなぐ中継基盤をつくろう~前編~


弊社ではイメージセンサから映像を取り出すための、画像キャプチャーボードSVI-06を販売しておりますが、導入を検討されているお客様から、「イメージセンサとSVI-06をつなぐにはどうしたらよいのですか」と質問を良く受けることがあります。
弊社からは「中継基盤を作成する必要があります」とご回答をさせていただいておりますが、もう少しわかりやすい回答をしたいと考えておりました。

そこで今回の開発者ブログでは、SVI-06とイメージセンサをつなぐための中継基盤を作ってみました。
今回ははんだづけを行うだけの一番シンプルな中継基盤を作成しています。
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【2013/11/15】ET2013出展!!


2013/11/20(水)~22(金)までパフィコ横浜で行われますET2013にネットビジョンも出展いたします。
ブースはF-25で、ザイリンクス社の前のブースになります。

今回の展示では、大きく2つのデモを展示いたします。
1.SVI-06の優れた特徴である「各社のイメージセンサーに簡単につなげる」ことができるデモ
2.ステレオカメラを用いた距離計測のデモ
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【2013/10/25】FX3の高速化検証7 ~データをPCに保存する~


さて、今回がFX3高速化シリーズの最終回になります。

今回はUSB3.0で受信したデータをPCに保存する方法について説明します。
実際に340MB/sのデータを保存するためには市販のHDDを用いていては間に合いません。

試しに弊社にあった最新のPCのHDDのベンチマークを取得してみました。
Writeの速度が115MB/sとなっており、USB3.0の速度に全く追いつけていないことがわかります。

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【2013/10/15】FX3の高速化検証6 ~StreamサンプルAPの内部構造簡易解剖~


前回までは、SVI-06のボードとアプリケーションを使用して、アプリケーションノートAN86947の転送速度が実現できるのかを検討してきました。
その過程でサイプレスがSDKの一部として提供している送受信アプリケーションStreamについて内部を見る機会がありましたので、その経験をもとに少しStreamの内部構造を軽く解剖してみたいと思います。

まず、サンプルアプリは下記のフォルダに格納されています。
(SDKインストールフォルダ)\EZ-USB FX3 SDK\1.2\application\ » 続きを見る


【2013/10/01】EZ-USB FX3の高速化検証5 ~PC側での対応USB3.0~


前回まではFX3側の対応を中心に紹介してきましたが、今回からホストとなるPC側の改善ポイントについて、説明していきます。ホスト側まで来るとUSB3.0の対応になります。
前回説明したFX3での対応を終えたあと、ホスト側での受信の速度検証を行ってみました。

実験対象は下記の2つです。
1.SVI-06用ユーザーモードドライバ + SVI-06用API
2.サイプレスドライバ(カーネルモード) + サイプレス提供API » 続きを見る


【2013/09/25】FX3の高速化検証4~FX3ファームウェアでの対応~


前回の論理的な速度の考察を踏まえて、実際にFX3のファームウェアの改造にとりかかります。
とはいえ、現在弊社のSVI-06ボードで使用しているファームウェアは「slfifosync」サンプルをベースとしており改造ポイントは多くありません。
(アプリケーションノートAN86947でも速度上のポイントとして挙げられています。)

改造のポイントをご紹介します。 » 続きを見る


【2013/09/20】FX3の高速化検証3 ~論理的な速度の考察と結果~


前回のブログでは、全体の仕組みや検証結果、サイプレス社との検証の違いについて説明をしました。
簡単に前回のブログの内容をまとめると、FPGA~FX3のGPIFⅡインターフェイスまでは380MB/s、FX3~PCまでは340MB/sの転送レートとなりました。

今回は、後者のFX3~PCまでの転送レートについて少し考察をしてみたいと思います。
(前者のFPGA~FX3については、弊社独自の技術のため説明は割愛します。ただし、高速転送を支えているのがFPGAの内部処理技術になります!!!!)
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【2013/09/15】FX3の高速化検証2 ~サイプレス社独自検証と弊社検証の違いについて~


前回は検証の全体像と結果について説明をしました。
一方サイプレスからも転送レートの検証を行ったレポートである、アプリケーションノートAN86947 – Optimizing USB 3.0 Throughput with EZ-USB FX3 が発表されています。
今回は、サイプレスと弊社の検証の違いについて説明を行います。

<サイプレス社独自の検証結果> » 続きを見る


【2013/09/10】FX3の高速化検証1 ~FX3の最高峰に挑む~


ネットビジョンでは、2011年11月からEZ-USB® FX3(以降、「FX3」といいます。)を使用したイメージキャプチャーボードSVI-06の製造・販売をしております。

その後、UVC版であるSVI-05の開発により、FX3を高速に駆動させるノウハウが着実に蓄積されてきました。
一方FX3チップはリープモーションに採用されるなど、国内、国外問わず活用が進んできているUSB3.0用のチップになります。

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【2013/09/03】EZ-USB FX3の高速化検証 ~予告編~


2011年末から開発者ブログでは機会があるごとにEZ-USB FX3(以下「FX3」といいます。)の話題を取り上げてきました。
最近は1年ほど前の記事の更新を最後に沈黙し続けてきました。
その間、国内でのFX3の普及率はどれほどかわかりませんが、今年に入ってからLeap Motion ControllerにFX3が使用されたりとUSB3.0用のチップとして使用されてくるようになりました。
さらには、HPからLeap Motion内臓のノートPCまで発表されました。
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【2013/08/20】ハードウェア技術者を募集しております


お知らせです。
現在ネットビジョンではハードウェア技術者を募集しております。
弊社少人数ですので、ハードウェア製作のすべての工程を担当することができます。
ご興味ある方はこちらの採用情報をご覧ください。
気になるので詳細をですとか、すぐじゃないけど話だけ聞いてみたいなどでもOKです! 是非お気軽にお問い合わせください。


【2013/08/15】使ってみてわかった! クラウドワークスでのお仕事


今回はクラウドワークスでロゴを募集して分かったクリエイターの行動や閲覧数や提出件数の推移等を開発者ブログ番外編としてご紹介します。

ネットビジョンは純粋な組み込み系の開発会社です。そのため、デザイナーという職種の人は社内にはおりません。
そんな会社でも、会社のロゴを今のよりもデザイン性のあるものに作り直したいという話になりました。
そこで、「社内にいないのなら社外から募集してみればいい!」ということになり、クラウドワークスというクラウドソーシングサービスを利用してみることにしました。
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【2013/08/10】だれでもできそうなSEO対策5 ~効果測定~


今回がこのテーマでは最後になります。全5回にわたって弊社のSEO対策を紹介してきましたが、実際にどのくらい掲載順位に変動があったのかご紹介したいと思います。
まずは掲載順位の変動結果からです。

5/14はSEO対策実施前の順位を表しています。
5/21には昇太郎の主要なWebページの修正(対策2、3)を完了しています。5/29にはソースコードを美しく(対策4)しています。

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【2013/08/01】だれでもできそうなSEO対策4 ~ソースコードを美しく~


今回は、「SEO内部対策の教科書」でいうところの、ソースコードを美しくする方法を実践します。

ソースコードを美しくするとは、要するに規格に準拠したソースコードの記載をするということです。
とはいっても今から規格を理解するのは難しいので、そういったことを判断してくれる Another HTML-lintを活用しました。
書籍ではthe W3C Markup Validatorが紹介されていますが、エラーの内容が分かりにくかったのでAnother HTML-lintを使用しました。
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【2013/07/28】だれでもできそうなSEO対策3~meta description等の内容検討~


前回はWebサイトの修正方針ともいうべきキーワードを決めましたので、今回は実際にタグに指定する文章を決めていきます。
決め方は「SEO内部対策の教科書」に記載されていることを実践していくのみです。
全部を紹介してしまうと、著者に怒られてしまいそうなので書籍に記載されている中で、個人的に重視した項目を挙げておきます。

詳細は書籍をご購入ください!!!!
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【2013/07/25】だれでもできそうなSEO対策2 ~キーワードの検討~


前回は概要を説明しましたので、今回から弊社のWebサイトで実際に行った内容を順番に紹介したいと思います。

SEO対策というとWebサイトをすぐにでもいじりたくなるような気もしますが、いきなりWebサイトの改善に着手はしませんでした。
なぜならどのように改善するか指針となる「キーワード」を決めないとページ個別に対応してしまいそうだったからです。
そうなってしまうとサイト全体として統一感が出せないのではと考えたからです。
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【2013/07/20】だれでもできそうなSEO対策1 ~SEO対策でやったこと~


こんにちは、株式会社ネットビジョン・開発部です。
弊社は画像キャプチャーボードSVI-06の開発やエレベータ救命ボックス昇太郎の販売をしております。
以前からWebサイトでの情報発信もしておりましたが、より多くの多くの人に周知するために、今回SEO(Search Engine Optimization)対策を実施しました。
ネットにはSEOの情報は多く掲載されていますが、具体的にキーワードや対策方法など紹介しているところが少なかったため、つたない経験ではありますが今回から全5回にわたって弊社の行ったSEO対策の実際として情報を公開できればと思います。

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【2013/07/10】記事投稿、再開します


WWWサーバー移行に伴い、長らく更新がされていなかった、弊社開発部ブログですが新規一転再開致します。
弊社製品の使い方や技術情報を投稿していきますので、お時間あるときでもお立ち寄りください。

現在、弊社製品で推しているのは、USB3.0のデジタル画像入力ボードSVI-06と、USB2.0のデジタル画像出力ボードSVO-02です。それとSVI-06のFPGA動的再配置です。
今後、上記製品の使い方を中心に投稿していきます。
SVシリーズホームページのURL:https://www.net-vision.co.jp/product/

前WWWサーバーの記事ですが文書のみの移行となってしまいました。
FX3 SDKの使い方などは、新しいSDKにて再度記事にする予定です。

では、よろしくお願い致します。

【2012/11/30】いろいろイベント終了


オプトロニクスフェアー出展、ET2012出展、FX3セミナー開催といろいろイベントが終わりました。
ご来場の方ありがとうございました。

イベント後の感想として、まだUSB3.0が必要なところはあまりないのかなあを思いました。
特に企業の場合は、PCにUSB3.0のポートが付いていなかったり、新しいPCを購入する予算がおりないとか、ありました。

そんな中でも大学の研究室はUSB3.0の画像入力ボードの需要はありそうです。
展示内容についても、魅力的なアプリで行わなきゃいけないかなぁと思いました。
受託業務の傍ら、何か作ります。では。

【2012/10/01】展示会出展情報


そろそろパソコンにもUSB3.0ポートが複数設置されてきましたね。企業さんからの引き合いも増え出しています。
ということで、秋に2つほど展示会に出展します。

①10月24日~26日:浜松、オプトロニクスフェア 2012   http://www.hai.or.jp/optronics_fair2012/ ※現在はご覧いただけません
自社ブースでの出展となります。 インフィニテグラさん、立野電脳さんと並びましてプチUSBゾーンです。

②11月14日~16日:横浜、Embedded Technology 2012 http://www.jasa.or.jp/et/ET2012/index.html ※現在はご覧いただけません
サイプスレス様ブース内に出展となります。 出展内容は弊社USB3.0画像入力ボードSVI-06のデモが主なものとなります。

よりいいものをお見せできるよう現在開発中です。 こちらも、こうご期待!

【2012/09/20】FX3セミナー


ホームページ、DMで告知していますが、11月22日(木)午後、秋葉原で 「FX3を使用したUSB3.0装置開発セミナー」を行います。

詳しい開催内容は以下のページをご覧ください。
http://www.net-vision.co.jp/sv/support/seminar-fx3.html ※現在はご覧いただけません

現在セミナー内容を作成中です、これからFX3を使用してデバイスを作成される方に重宝されるような内容にしたいと考えています。
こうご期待!

【2012/08/03】FX3 SDK V1.2


最近、FX3のSDKが1.2にアップされました。
先週サイプレスの方が来られてうかがった内容だと、今まで相性の悪かったホストコントローラーとも接続できるようになったそうです。
弊社のSVI-05/06もASmediaや新しいIntelのチップセットでは相性が悪いので早速V1.2に対応して確認してみようと思いましたがデバイスから見て、受信は正常にできているようなのですが、送信がうまくいきません。

SVI-06はFX3とFPGAの間をスレーブFIFOで接続していますが、このタイミングが何かしら変更があったようです。
確かにGPIF-Ⅱのレジスタテーブルで結構変更がみられます。こういう場合FPGAでChipScopeというツールを使ってタイミングの確認を行い、調整を行います。
FX3とFPGAの間にはなにもテストポイントがないので面倒ですね。これから作られる方はTPを検討したほうがいいですよ。
ということで、まだV1.2では動いておりません。

今週中になんとかしたいと考えています。

【2012/06/10】SVI-05


左の写真は弊社製USB3.0画像入力ボード「SVI-05」です。

このボードはサイプレスさんから提供されている、UVCサンプルをFX3に組み込んでカメラモジュールを実際に接続してUVCカメラとしてWindowsにて表示できています。
写真のカメラはQVGAサイズ、15fps、無圧縮画像の出力です。
USB3.0ですので帯域はスカスカです。
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【2012/03/25】アプリケーションノート


3月に入ってCypress.comでアプリケーションノートの掲載がありました。

AN75432 – USB 3.0 EZ-USB® FX3™ OrientationNew
AN75432 introduces EZ-USB® FX3™ by describing the architecture, Windows application, and the debug and development environment of Cypress’s USB 3.0 product. This application note can help you develop a USB 3.0 peripheral.

開発環境の構築などが記述されています。
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【2012/03/15】USB Video Classに挑戦2


前回、UVCフォルダの中身を説明しましたが、すでにDebugでビルド済みなので
ンルを動かしてみたいと思います。

SVI-06のPMODE(FX3のブートオプション設定スイッチ)をUSBブートにします。
PMODE0=PMODE1=1、PMODE2=F
SVI-06の電源を入れると、デバイスマネージャのUSBコントローラーのところが
Cyress USB BootLoaderが警告なしに表示されればOKです。
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【2012/03/10】USB Video Classに挑戦1


弊社SVI-06をUVCで使用したいとのお客様からのリクエストによりFX3のサンプルファーム”USBVideoClass”をやってみたいと思います。 FX3のSDKはBeta4で行います。(1.0でも動作的に違いがなさそうなので)

まずはファイル構成です。FX3 SDK B4をインストールするとfirmwareフォルダの中にUVCフォルダが作成されます。
で、この中はというと、cyfxuvcinmemフォルダとmakefileがあります。
実際のソースはcyfxuvcinmemフォルダの中にあり、makefileはEclipseのビルド用ですね。
(Eclipseを使わないでもできるんだろうね)
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【2012/02/25】GPIF II Designer 1.0


GPIF-II デザイナーをインストールしてちょっと触ってみました。
Recent ProjectsにSyncSlaveFifo-5bit、ASyncSlaveFifo-5bitがベーター版から追加になったようです。
ドキュメントもスタートガイド、ユーザーガイドとかあり、これを見ながら作り込めればいろいろできそうです。
管理人は、ソフト屋なのでハードル高いです。ハード屋さんは使えそうだと言っております。

ちなみにRecentProjectsに入っているデザイン(?)は編集できませんでしたので、これらを参考に自分で作っていくしかないようです。

ハードル高いです。

【2012/02/20】GPIF デザイナーⅡ


Cypress.comでGPIF-IIデザイナーの新版がダウンロードできるようになりました。ただし、Cypresアカウント登録が必要。 http://www.cypress.com/?id=3521&rtID=119 ※現在はご覧いただけません

これからダウンロードしてみます。

【2012/02/15】FX3を量産品に交換しました part-2


前回FX3を量産品に交換したことはお伝えしましたがSDKがV1.0で試してみることは次回に持ち越しました。

結果ですが、V1.0でも何も変わりません。
ソース的には結構変わっているんだが、でも、動作に違いが出るよりもいいかもしれません。

速度的には現在の倍にしたいと思っているので、これからチューニング&安定化をやっていきたいと思います。

【2012/02/05】FX3を量産品に交換しました


現在SVI-06で使用しているFX3はRev.A品だったのですが、代理店から量産品(3月出荷?)を少し入手し、張り替えて動作を確認しました。 動作的に何も変化ありません。パフォーマンスも変わりませんでした。
ただ、FX3のファームがBeta4-SDKで作成したものなのでV1.0-SDKでどうなるか今後やってみたいと思います。

ただ、Beta4とV1.0は結構変わっていて、リコンパイルだけではないんですよね。

【2012/01/31】Tech-Onで


日経BPのTech-OnページでFX3&評価ボードを使用したHDカメラのデモの記事が載っています。
http://techon.nikkeibp.co.jp/NEAD/focus/cypress/cypress_15.html# ※現在はご覧いただけません

早く量産品がでないかなぁ。

【2012/01/25】アプリケーションノート


久しぶりにサイプレスのFX3のサイトを見にいったら、FX3 SlaveFIFO Interfaceのアプリケーションノートの日本語版がありました。 http://www.cypress.com/?docID=34040 ※現在はご覧いただけません
また、FTPサイトではGPIF-II Designerのベータ版がありました。(英語版)

このGPIF-II Designerをちょっとさわりましたが、なんか使えそうな気が。。。
ただ、ソフト屋にはハードルが高いような。。。

勉強あるのみか。

【2012/01/15】神田明神


昨日、近くの神田明神に会社としてお参りしてきました。
管理人、はじめてお祓いを受けました。
厳粛な中で行われましたが、後ろでお賽銭とお参りしている人の手をたたく音が気になりました。

おみくじは末吉でした。即効枝に縛りました。

たまにはいいもんですね~

【2012/01/05】facebookとtwitter


お知らせです。 弊社でもFacebookとTwitterをはじめました。

facebook:http://www.facebook.com/netvision2012
twitter:https://twitter.com/#!/netvision2012

書く内容はこれから考えます、開発部だけでなく、技術部の発信も期待してください!
いいね!、フォローよろしくお願いします。

【2011/12/13】SVI-06進捗


こんにちは、開発部です。
SVI-06は現在安定化にむけて日々改良中です。
最近の改良事項は以下の通りです。

1.ファームウェアアップデートができるようになりました。
SVI-06ボード上のSH-2マイコンのファームウェアがアップデートできるようになりました。
今までと違い 新たなアプリ”SVIupdate.exe”にて行います。

このアプリですが、弊社に来ていただいている派遣の新人君の作品です。
中身はC#で開発しており、マニュ アルを見ないでもアップデートできるようUIをわかり易くしています。
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【2011/12/01】SVI-06開発状況


ご無沙汰です、弊社のUSB3.0ボード”SVI-06”ですが、昨年末にフルHD(1920x1080P)のリアルタイム表示が実現できて、現在は製品化のために各種検証をしております。
SVI-06のSVI的ベースはSVI-03です。FW250、FPGA200をポーティングしています。
SVI-03との違いは、

・USBチップがCypress社のEZ-USB FX/3に変更
・メモリーが128MBから256MBにアップ(増減オプションはなくなりました)
・FPGAのコンフィグレーションデータはFPGAに接続されたSPI-ROMに格納
・FPGA内にユーザーロジックを配置できるよう考慮
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【2011/11/25】開発環境の構築8


Cypressの評価ボード、弊社SVI-06もFX3内ARMをデバッグするためにJTAG端子が付いています。
CypressのSDK内のFX3 Programing ManualではSEGGER社のJ-LlinkというJTAGデバッガを使用していますので、さっそくDigiKeyで購入しました。
ARMデバッガとしてはメジャーなようでJ-Link互換の他社のデバッガもあるみたいです。

購入するとJ-Link本体、JTAGケーブル、USB2.0ケーブルが同梱されるのみで、ソフトはSEGGER社よりダウンロードする必要があります。 URLはFX3 Programing Manualに記載されています。

ソフトをインストールし、J-LinkにUSB2.0ケーブルを接続し、J-Link GDB Server via JTAGをスタートメニューからクリックし、Serverソフトを起動します。
JTAGケーブルをターゲット(評価ボードまたはSVI-06)に接続し、電源を入れるとTarget Connectedになります。これでデバッグの物理的な準備は終わりました。

再び、FX3 Programing ManualにJTAGデバッグの章にのっとり、Eclipsの必要な設定をしていきます。
英語で書いていることがよくわからないので、言われたとおりにして、何とかデバッグできるようになったと思います。

一応ブレークポイントも張れるし、ブレークするし何とかなりそうです。

【2011/11/20】SVI化


開発環境の構築は終わったと思うので、これからは実際にSVI-06として動作するよう改造をしていきます。

まずは、USBのスタンダードデバイスリクエストをSVI化します。
今回のSVI-06では、USBのスタンダードデバイスリクエストはFX3のARMマイコンで行い、ベンダーデバイスリクエストをSH-2マイコンで行います。
FX3SDKにはいくつかのサンプルファームがありますが、今回はSlaveFIFOサンプルをベースにSVI化します。
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【2011/11/13】開発環境の構築7


プロパティー>詳細ー>ハードウェアIDを見るとPIDが00F0になってます。
最初のころcyusb3.infのPIDを00BCに変更したのがいけなかったのか??

cyusb3.infには
%VID_04B4&PID_00BC.DeviceDesc%=CyUsb3, USB\VID_04B4&PID_00BC
%VID_04B4&PID_4720.DeviceDesc%=CyUsb3, USB\VID_04B4&PID_4720
の定義しかないので、1行コピペして以下の行を追加します。
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【2011/11/10】開発環境の構築6


cyfxbulklpautoが登録されない件は、PCを再起動で登録できるようになりました。   やれやれです。
WorkspaceにProjectが登録されると勝手にビルドするようです。
cyfxbulklpautoのビルドした結果、IDEのProjectExplorerは下図のようになりました。

DebugツリーでBulkLoopAuto.imgが作られています。
これは本来BulkLoopAuto.elfからコンバートをかけて作るものらしいですが、プロジェクト設定でなっているんでしょう。
elf2img.exe –i BulkLoopAuto.elf –o BulkLoopAuto.imgで、再びGetting Startに戻りましょう。

3.5 Firmware Downloadに進みます。
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【2011/11/06】開発環境の構築5


Getting Started with FX3 SDK.pdfに戻りましょう。

次に、 3. Bind the driver for the FX3 device. これは前回で済みですね。
次に、 4. Launch the IDE, import the example projects and build them とあります。
IDEとはEclipseでしょうか。たぶんそうでしょう。

昨日、Eclipseはインストールしたので、スタートメニューから、
すべてのプロラムー> Cypressー>Eclipseー>Eclipse IDE   をクリックします。
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【2011/11/01】FX3の高速化検証1 ~FX3の最高峰に挑む~


ネットビジョンでは、2011年11月からEZ-USB FX3(以降、「FX3」といいます。)を使用したイメージキャプチャーボードSVI-06の製造・販売をしております。
その後、UVC版であるSVI-05の開発により、FX3を高速に駆動させるノウハウが着実に蓄積されてきました。
一方FX3チップはリープモーションに採用されるなど、国内、国外問わず活用が進んできているUSB3.0用のチップになります。
しかし、高性能なチップではあると思いますが、最高に近いスペックを引き出すためのノウハウが共有されていないため、国内での爆発的な普及には至っていないのではと考えています。

そこで、弊社にて行ったハードウェアからPCアプリケーションまでの高速化の道のりについて紹介してみたいと思います。

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【2011/10/25】SVIupdateリリース


SVIupdateって何?

SVIボード(03/04/06)のファームウェアアップデート、FPGAアップデート、PLLアップデートだけをするアプリケーションです。(SVI-06ではもう少しあります)

本日よりホームページにアップしましたので、ご自由にダウンロードしてお使いください。
ZIPファイルをアップしており、その中のReadme.txtをよく読んでお使いください。

WindowsXP_32bit、Windows7_32bit、Windows7_64bitで動作します。
注意として、32bitと64bitでは違うDLLが必要になります。Readmeに書いてます。

よろしくお願いします。

【2011/10/20】開発環境の構築4


64bitOSでデジタル署名をちゃんととっていないカーネルドライバーで問題と なる件、いくつか回避策があるようです。

ひとつは、OS起動時のWindows起動前にF8キーを押してドライバー署名の規制を無効にする方法です。
F8キー押しでWindowsの起動メニューが表示され、上記のドライバー署名の規制を無効にするで起動すると今回のドライバーでも使用可能になります。

当面はこの方法でいきたいと思います。
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【2011/10/10】開発環境の構築3


Getting Started with FX3 SDK.pdfを見ると、今まで書いてきた内容が書かれていました。

これからは、このドキュメントの3章「Working with the SDK」を実際にやってみます。

3.1 Programming the FX3 device
1.Install the components of the SDK (Firmware, Toolchain, IDE and Host drivers) on the host machine. これは済みですね。

2.Connect the FX3 board to the host machine and power the board up.
はい、入れてみます。
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【2011/10/01】開発環境の構築2


では、SSUSBSuiteからインストールしていきましょう。

CySuiteUSB3_x64_V1.0.0.B209.msiにてインストールします。
CySuiteUSB3_x64_V1.0.0.B209.msiをダブルクリックし、インストーラが起動します。
画面の指示に従ってインストールを行います。
Installation Completeまで来れば成功です。

このインストーラーでは以下のフォルダを生成してインストールが行われます。
c:\Cypree\Cypress SuperSpeed USBSuite
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【2011/09/25】開発環境の構築1


まずはCypress EZ-USB/FX3の開発環境を構築です。

”FX3 SDK”でググるとCypressの開発者フォーラムのページがヒットします。
で、http://www.cypress.com/?app=forum&rID=51892 にてSDKのダウンロード方法が報告されてます。CypressのFTPサイトからダウンロードするようです。※現在はご覧いただけません

記載されている、FTPサーバー名、UserID、PasswordにてFFFTPなどのツールで必要なものをダウンロードします。
(注:このFTPは時々止まりますので再開可能なツールがいいです)
管理人は、Beta3_SDK_FX3フォルダをダウンロードしました。(212MBです)
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【2011/09/17】ブログ開設


現在、我が社ではご好評いただいております、デジタル画像入出力ボード「SVI-03」の次機種「SVI-06」を開発中です。
この「SVI-06」はUSB3.0を搭載し、これまでリアルタイム転送が厳しかった、高画素の画像データをPCへ転送することができます。
年内中の開発を目指し、現在昼も夜もがんばっております!
今後、このブログで開発状況をお知らせできたらと思います。

USB3.0チップですが、「SVI-06」ではCypress社のEZ-USB/FX3を採用します。
今年4月ごろにCypress社より発表がありましたが、中々販売時期がリリースされず盛り上がらない状況ですが、EZ-USB/FX2の後継機として期待している方も多いのではないかと思います。

このブログではそんな方のために、FX3の開発過程も開示していこうと思います。
これによりFX3が盛り上がって、FX2のように多くの方が開発され、広く世の中に普及すればいいかなとお思っています。

では、今後をお楽しみに!