MIPIアナライザ搭載「SVI-09-MIPI」

2024年7月現在までの、最新開発事例をご紹介いたします。

弊社ではFPGA-MIPI-IPを自社にて開発し、MIPIモニターボードSVM-06、MIPIジェネレータSVO-03-MIPIに搭載しております。

SVM-06では、MIPI情報の一部を「SVMCtlのInfo情報」としてリアルタイムに監視できるようにしております。この機能により、MIPI有効レーン、ピクセルフォーマット、フレームレート、画サイズの確認ができるようになっています。

しかし、上記データの保存は出来ない為、不良解析の手段は有りませんでした。MIPIビデオアナライザは、MIPI-Info情報では解析できなかった、MIPIフレーム解析機能を搭載したアプリケーションになります。この機能をご使用いただくため、MIPIイメージレコーダーSVI-09-MIPIをリリースすることにいたしました。このVendorクラスボードには、MIPIビデオアナライザが標準で搭載されます。

イメージレコーダーSVI-09には、ベクトルスコープ、ウェーブフォームモニター、ロジックアナライザ等の画像評価機能が搭載されておりました。これらの機能に、MIPIビデオアナライザが追加されます。

MIPIビデオアナライザは、このロジックアナライザの強化版です。ロジックアナライザは、16ビット仕様でしたが、MIPIビデオアナライザは32ビット仕様となります。これにより、下記のようなデバッグが可能となります。

特 徴

  1. MIPI規格フォーマットから、パラレルデータ変換後のデータ解析
  2. 画像と波形、DUMPデータをリンクしたデータ解析
  3. VC(Virtual Channel)0-3チャネルまでの解析
  4. Embedded Data等の埋め込みデータと位置確認
  5. MIPIデータ確認:SVMCtlのInfo情報と同内容
  6. フレームサイズ自動認識機能によるフレーム解析

これらの機能により、高価な計測器を使用しなくても、MIPIデータの基本的な不良解析が出来るようになります。

概 要

MIPIイメージレコーダーSVI-09-MIPIは、MIPI CSI-2映像信号を録画・表示するためのボードです。
MIPI各レーン当たりの転送レートは1.5Gbps/レーンで、4Kサイズの映像出力にも対応しています。

FPGAはMIPI D-PHY対応の Lattice社 CrossLinkと AMD社 Artix-7の2つを搭載しており、Embedded Dataや複数のVirtual Channelにも対応しています。その他にも、センサー2CHを同時に取り込んでその映像をSide by Side表示したり、カメラ複数台をそれぞれSVI-09-MIPIに接続し、同期してPCに取り込んだりと様々な機能を持たせることができます。

I2C通信対応によりカメラやSerDesのコントロールが容易で、Vendor(ベンダー)モードでは弊社提供のアプリで映像のヒストグラム、ベクトルスコープ等を表示でき、リアルタイムに映像の解析が可能です。

SVI-09-MIPIは、FPGAとフレームメモリに余裕を持たせました。FPGAプラグイン機能による受託開発用ボードとしても使用可能となっております。

特 徴

  • MIPIビデオアナライザ搭載
  • インタフェースコネクタ:120 pin (QSH-060-01-L-D-A)(60pinコネクタ対応ボードにも接続可能)
  • MIPI CSI-2 1.5Gbps/レーン対応
  • 映像出力インタフェース USB3.0 (Windows, Vendorクラス Driver)
  • FPGAプラグイン機能による受託開発用ボード
  • 入力解像度:最大 8190x4095 pixel、1920x1080の場合 140 fps程度、1280x720 の場合 300 fps 程度
  • 出力ビットレート:3.0 Gbps(1920x1080の場合80 fps程度)
  • 対応ピクセルフォーマット:YUV422 8bit / RGB24/ Raw8, 10, 12, 16
  • 映像表示ソフト:SVImon、SVIview
  • I2Cコントロールソフト:SVICtl
  • 6Gbps帯車載デシリアライザーに対応
  • 画像検証用プラグインソフト:Histogram、SVIBKIZ、SVIGPIO、VectorScop、WaveformH、Waveform

資料

販売時期と価格

  • 販売価格:198,000円(税別)
  • 納期:受注後1週間(2024年7月受注開始)

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