サリュ!
技術部の木村です。
新年度一発目のブログは、最近開発している「SVL-03-UVC」になります。
SVL-03-UVCは、SVM-06の後継機として開発されたボードで、搭載しているUSBデバイス・コントローラーをFX3からFX10に変更することにより、4K@30FPSの映像をキャプチャできるようになりました。
今回は、そんなSVL-03-UVCとOmniVision社製のセンサモジュールを使って動かしてみたいと思います!
詳しいスペックやSVM-06との差分は、以下の資料を参照お願いします。
SVM-06 と SVL-03-UVC の違い
接続構成図
以下の接続構成で動かしました。
ボードの設定

①DIPSWは #8 ON の USB Gen2 接続、MIPI 4Lane取り込み、
UVCモード設定にします。
②VDDIOは 1.8V に設定にします。
③USB電源供給のジャンパピンを短絡します。
(SVL-03-UVC では、USB 電源をジャンパピンで切り離せるようになっています)
④PCのGen2ポートに Gen2対応のType-Cケーブルを使って接続します。
アプリの設定
SVMCtl で設定を行います。
解像度とフレームレートの設定を行い、ボード上のフレームメモリを使用するモードにします。
このカメラは、24[MHz] のクロックを入力する必要があるので、クロック出力の設定を 48[MHz] の 1/2 に設定します。
ボードの設定はこれで完了です!
SVM-06 の使用感と変わらず設定可能です!
NVCap の表示
NVCap の使い方は、以下の記事を参考にしてください。
技術部ブログ:NVCapの使い方 - 映像表示編 -
ボードの電源を入れて、カメラの設定ファイルを流すと...RAW 映像が表示されました!
きっちりフレームレートも@30FPS 出ていそうです!
紹介は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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記事で登場した製品 SVL-03-UVC
NV011-V
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