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☆最新事例/2024年10月更新
2024年10月現在までの、最新開発事例をご紹介いたします。

☆ SVOスタンドアローンモード バージョンアップ
2022年03月の最新事例 で、MIPIイメージジェネレータのスタンドアローンモードについて紹介いたしました。


   SVOスタンドアローンモードは、複数のお客様に採用いただきました。しかし、ご使用いただいた生産現場からは、機能へ対するご要望を頂戴しております。現在把握している不足機能は以下になります。
  • 1. 複数画像を使用したい

  • 2. 自動もしくは外部スイッチで画像を変更したい

  • 3. YUV以外のRAWデータなども使用したい

   これらのご要望にお応えする為、下記のバージョンアップを実施することにいたしました。どの機能も個別対応が必要な為、開発案件となりますが、1~2週間程度の開発期間で対応できる予定です。

バージョンアップ内容
複数画像対応
   現在のスタンドアローンモードは、1画像をSVO-06搭載のSPI-ROMに保存して、ボード起動時に、フレームメモリに移動する方式です。この機能は残したまま、数式によるフレーム追加機能を開発いたします。生成できる画像は、白、黒等の単色画像、グラデーションなどシンプルなカラーパターンを考えています。標準的には下記のような画像を考えておりますが、数式をご用意いただければ、カスタムで作成可能です。


Image

White

Black

Gradation

Colorbar1

Colorbar2

画サイズにもよりますが、お客様でご用意いただく1画像と、数式画像5~6フレームが最大となります。
SPI-ROMに内蔵された、画像と数式は、ボード起動時にフレームメモリに画像として展開されます。


自動もしくはスイッチによる画像変更
1.自動画像変更
1フレームの表示時間を指定していただければ、立ち上げ後自動でフレームを入れ替えます。

2.スイッチによる画像変更
SVO-06のGPIOピンを使用して、外部スイッチ入力を取り込みます。現像でも外部トリガピンにより、同じような制御は出来ますが、この機能によりフレーム単位のコントロールが可能です。
スイッチ又はトリガーボードに関してはお客様サイドで製作をお願いします。


YUV以外のRAWデータなど対応
   2022年03月バージョンから対応していたのですが、認知度が低かったようです。画サイズを含め、自由に変更することができます。
   今回はMIPI版に関して記載しておりますが、パラレル版スタンドアローンモード(SVP-01-G)もございます。


【読み込み元画像データ】

ー.dat, .raw: 非圧縮 RAW データ (16bit/pixel)
   ・RAW 出力の場合下位埋め(右図)
   ・YUV 出力の場合 U,Y,V,Y のデータ順

ー.bmp: Windows Bitmap (24bit/pixel)
   ・RAW 出力の場合は、下位bitは 0 埋め、グレースケール化して出力します。
   ・YUV 出力の場合は、bt.601で RGB->YUV 変換して出力します。

販売価格
SVO-06:単価198,000円(消費税別)
*パラレル等の他ボードの場合も、同様に基本型番にお客様番号が入ります。

SVO-STD-SDK:単価298,000円(消費税別)
*画サイズ、ピクセルフォーマット等のFW・FPGA変更費用です。
*画サイズ等が変更になる場合は、再度SDKをご購入いただきます。
*この費用には、初回ボード書き込み費用が含まれております。
*リピート時は、書き込み費用(単価30,000円/消費税別)が必要となります。お客様サイドでも変更可能です。


ご質問等は お問合せフォーム または、営業へ直接ご依頼ください。


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