最新事例/SVシリーズ
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☆最新事例/2022年03月更新
2022年03月現在までの最新の開発事例などをご紹介いたします。


☆SVOスタンドアローンモードのご紹介
SVO-03-MIPIはパソコンに保存された映像ファイル(AVI形式、FRM形式)をMIPI CSI-2信号に変換するボードです。
パソコンからはUSBケーブル経由で映像をSVO-03-MIPIボードに転送しMIPI CSI-2形式で出力します。

今回、SVO-03-MIPIをパソコンに接続しない状態で1枚の固定パターン映像をMIPI CSI-2信号として出力するSVOスタンドアローンモードを開発しました。

従来から パターンジェネレーターの機能 をSVOボードご購入のお客様には無償で専用のソフトを提供し、8種類のテストパターンを出力することができましたが、その際にはパソコンを接続しておく必要がありました。
これからはSVO-03-MIPIの単独での運用が可能となります。

製造・検査の現場で同じパターン映像を流して製品を検査する工程において、作業者が特にパソコンを操作しなくても使えることになります。また製品の評価の現場においてもUSBケーブルを接続しないでSVO-03-MIPIに電源だけ供給できればEMC試験などで製品単体の試験を行う場合に不必要なノイズ源を減らすことにより試験の信頼性が上がります。
使い方
Step0:
まずはSVO-03-MIPIのDipSW1_ON、7_OFF、8_OFFのスタンドアローンモードにします。そしてSVO-03-MIPIボードをUSB3.0ケーブルでパソコンにつなぎます。
弊社が提供する専用アプリで映像1フレーム分の画像データ(バイナリ)と出力のタイミングデータ (.svo) をボード上のSPI-ROMに書き込みます。
(この作業は初回の1回のみ行えば良いです)

実際の運用では
Step1:
SVO-03-MIPIをスタンドアローンモードにしてCN1に5Vを供給します。

Step2:
ボードに電源が供給されると、ファームウェアがSPI-ROMから画像データを読み込み、DRAM 上に展開します。
SPI-ROM からの画像データ読み出しには数秒 - 数十秒の時間がかかります。

Step3:
SPI-ROM に書かれたタイミングデータから FPGA の初期化を行います。
設定が完了すると、映像出力を開始します。

Step1から3までの起動時間が静止画のサイズにもよりますが、約1分程度かかる見込みです。

<応用例>GVIF2シリアライザボードと組み合わせた場合
SVO-03-MIPIにGVO-4963ボードを接続することで、電源を投入することで 既にボードに書き込まれた静止画をGVIF2信号として出力することが可能です。
シリアライザボードを交換することでFPD-LinkIIIやGMSL信号として出すことも可能です。
<応用例>パソコンは使いたくないけど、静止画1枚では物足りない
複数の画像の切り替えや、映像に対応しようとなると、市販されているメディアプレーヤーと呼ばれているSDカードやUSBメモリに入っている動画ファイルをHDMI経由で再生する製品や、 Raspberry Pi Zeroを使うことで実現が可能です。
メディアプレーヤーあるいは Raspberry Pi ZeroのHDMI出力とSVOのHDMI入力とを接続すると、安価にスタンドアローンSVOの複数画像や映像の送信に対応できます。
・microSDに画像内蔵
・OS起動後、自動的に画像表示可能
・ネットワーク対応かつLinuxOSのため、複数台の制御や一括画像更新も容易
・GPIO IN/OUTによるインジケータや切り替えスイッチの実装も容易
※弊社ではRaspberry Pi Zeroやメディアプレーヤーは取り扱っておりません。
   お客様で用意していただくことになります。
<応用例>複数出力筐体
SVO-03-MIPIと各種シリアライザボードをセットにして組み込む専用の筐体をご用意しました。 ボードを4枚まで実装可能です。 お客様の製造ラインにおいて検査用のシグナルジェネレーターとしてテストの短縮に貢献できます。
スタンドアローンモードの仕様

【格納フレームデータ】

ーフレーム数: 1 フレーム
ーフレームサイズ: 最大 6MB (6,144kB)
ーピクセルフォーマット: YUV422 8bit, RAW10, RAW12, RAW16

【読み込み元画像データ】

ー.dat, .raw: 非圧縮 RAW データ (16bit/pixel)
   ・RAW 出力の場合下位埋め(右図)
   ・YUV 出力の場合 U,Y,V,Y のデータ順

ー.bmp: Windows Bitmap (24bit/pixel)
   ・RAW 出力の場合は、下位 bit は 0 埋め、グレースケール化して出力します。
   ・YUV 出力の場合は、bt.601 で RGB->YUV 変換して出力します。

【出力信号】

ーSVO-03-MIPI の仕様に従います。


■ 過去の更新ページはこちらから
☆最新事例/2021年11月更新(Virtual Channel(VC)対応)
☆最新事例/2021年8月更新(MIPIステレオカメラ&パターンジェネレータ)
☆最新事例/2021年5月更新(SVOシリーズの読み込み画像作成)
☆最新事例/2021年3月更新(Embedded Dataの取り込み)
☆最新事例/2020年11月更新(OVT社MIPIセンサ接続ボード)
☆最新事例/2019年11月更新(SVM-06/I2Cモニター機能)
☆最新事例/2019年7月更新(LAN-IFボード)
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