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☆最新事例/2024年02月更新
2024年2月現在までの、最新開発事例をご紹介いたします。

☆A-PHY デシリアライザボード「API-7044-FT」のご紹介

弊社は新たに MIPI A-PHY対応のデシリアライザボード「API-7044-FT」を開発し、A-PHYカメラ映像の出力にも対応することができるようになりました。

API-7044-FTは、Valens社が開発したIC VA7044デシリアライザを搭載しています。



このAPI-7044-FTと弊社のMIPIモニターボード SVM-06 を接続すれば、A-PHYカメラの映像信号をHDMI または USB経由で容易に出力することができます。A-PHYカメラのメーカーを問わずに評価ができるため、効率よく開発を進めることが可能となります。


早速皆様にお使いいただきたいところではありますが、お客様にとってお求めやすいものになるよう、機能を絞った汎用版を構想中です。楽しみにお待ちいただければと思います。
製品についてのお問い合わせは受け付けておりますので 問い合わせフォーム から、または、営業まで直接お問い合わせください。
MIPI A-PHYとは
MIPI A-PHY とは、ADAS、ADS、IVIなどの車載アプリケーション向けの長距離SerDes物理層インターフェースです。この規格は、数〜数十Gbpsの高速伝送が可能であり、ノイズの影響を受けにくい特性を持ちます。
MIPI
物理層規格
用途 速度/1Lane(HS) 伝送可能距離
C-PHY スマートフォン
IoT機器など
5.7Gbps 数十cm
D-PHY スマートフォン
IoT機器、自動車など
2.5Gbps 最大約30cm
A-PHY 車載ネットワーク
(カメラ、センサ)など
16.0Gbps
*VA7000シリーズは8.0Gpbs
15m
既存のMIPI C-PHYやD-PHYと比較して、1レーン当たりの最大データ伝送速度や伝送可能な距離が向上しており、車載ネットワークに最適化された規格と言えます。
また、MIPI A-PHYは、MIPI Automotive SerDes Solution (MASS)の基盤として、カメラ、センサー、ディスプレイの統合を簡素化し、機能の安全性やセキュリティも組み込むよう設計されています。
紹介動画


仕様書について
API-7044ハードウェア仕様書をご用意いたしております。
お問合せフォーム または、営業へ直接ご依頼ください。



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☆最新事例/2023年10月更新(GMSL評価Kit用の接続ボード)
☆最新事例/2023年8月更新(MIPI-DSIに対応しました)
☆最新事例/2022年12月更新(SVP-01-Gのご紹介)
☆最新事例/2022年10月更新(SVP-01-Wのご紹介)
☆最新事例/2022年9月更新(SVP-01-Uのご紹介)
☆最新事例/2022年7月更新(GW5 ボードのご紹介)
☆最新事例/2022年4月更新(Virtual channel(VC/VCX)複数取り込み機能のご紹介)
☆最新事例/2022年3月更新(SVOスタンドアローンモードのご紹介)
☆最新事例/2021年11月更新(Virtual Channel(VC)対応)
☆最新事例/2021年8月更新(MIPIステレオカメラ&パターンジェネレータ)
☆最新事例/2021年5月更新(SVOシリーズの読み込み画像作成)
注意事項:記載された商品名、社名は各社の商標です。本資料は仕様変更の為予告なく変更する場合があります。