最新事例/SVシリーズ
ホーム > 製品サポート > 最新事例/SVシリーズ
☆最新事例/2022年07月更新
2022年07月現在までの最新の開発事例などをご紹介いたします。


☆GW5 ボードのご紹介
   今回、弊社ではGEO Semiconductor社製 Camera Video Processor (ISP) GW5シリーズを搭載した、GW5 ボードを開発しました。

   GW5 ボードは、GEO社の強みである強力な歪み補正や RAW から YUV への変換などの画像処理を可能にするなど、車載カメラシステム開発に特化した機能が含まれています。
   GEO社の評価ボードと互換性を持たせているため、GEO社純正ツールからの制御やFW更新が可能です。
(FTDI社 FT4222モジュールを使用)

   映像入力としては MIPI CSI-2 のほか、弊社Deserializerボードとの組み合わせにより、車載SerDes規格 FPD-Link III、GMSL、GVIF2 にも対応します。
   映像出力としては MIPI とパラレルに対応しており、弊社モニターボード SVM と接続することで、HDMI と USB に出力できます。特に、映像出力としてMIPIを使用した場合は2系統出力にも対応するため、 RAW と YUV の両方をそれぞれ出力すること等も可能となります。

■GW5 ボード(GEO Semiconductor社 GW5 搭載)


【RAW & YUV MIPI Virtual Channel出力】
   映像出力として MIPI CSI-2 を使用した例をご紹介します。この例では、RAW出力のカメラ映像を、 Deserializer 経由でGW5 ボードに入力します。

   GW5 ボードからの映像出力は Virtual Channel 0 にRAW映像を、Virtual Channel 1 に GW5 で変換処理を行ったYUV映像を重畳させたMIPI CSI-2信号となります。
   図でGW5 ボードに接続されている SVM-06 は Virtual Channel 0 のRAW映像をUSB(UVC)出力し、Virtual Channel 1 のYUV映像をHDMI出力することが可能です。
※各 Virtual Channel の出力先は自由に選択可能です。

   また、2枚の SVM-06 を用いることで、RAW映像とYUV映像の両方を同時にUSB(UVC)出力させることも可能となります。




【YUV 16-bit パラレル出力】
   映像出力として16-bit パラレルを使用した例をご紹介します。こちらの例でも、RAW出力のカメラ映像を Deserializer 経由でGW5 ボードに入力します。

   GW5 ボードから出力される映像は GW5 でYUV変換したもので、16-bit パラレルバスから出力されます。
SVM-03 は、入力された映像信号を HDMI もしくは USB (UVC) のどちらかから出力することが可能です。

本製品にご興味がありましたらお気軽に お問合せ ください。


■ 過去の更新ページはこちらから
☆最新事例/2022年4月更新(Virtual channel(VC/VCX)複数取り込み機能のご紹介)
☆最新事例/2022年3月更新(SVOスタンドアローンモードのご紹介)
☆最新事例/2021年11月更新(Virtual Channel(VC)対応)
☆最新事例/2021年8月更新(MIPIステレオカメラ&パターンジェネレータ)
☆最新事例/2021年5月更新(SVOシリーズの読み込み画像作成)

注意事項:記載された商品名、社名は各社の商標です。本資料は仕様変更の為予告なく変更する場合があります。